【 特色ある教育活動 】(全日制課程)
(1)「充実したキャリア教育」
①職場実習(産業現場における実習)
3年生の希望者が週に1日(1学期に約10日間)企業に出向き、直接企業の方から専門技術を習得し
ます。平成5年度からスタートした事業です。
②高大連携事業
3年生の希望者が週に1日(1学期に約10日間)足利大学の先生から直接指導を受け、研究テーマに
沿って学習します。これまでの主な研究テーマには「画像処理3DCG」「超伝導の研究」などがあります。
(2)「多資格取得への挑戦」
授業のほかにも資格取得やものづくり関連の競技会、コンテスト等に積極的に取り組んでいますが、
より意欲的に学習に取り組めるよう支援する制度に、「ジュニアマイスター顕彰」(全国工業高等学校長
協会主催)があります。東日本で顕彰を受ける生徒数はトップクラスです。
(3)「学習環境を整える5S運動」
企業では当たり前のように取り組まれている「5S(整理・清掃・整頓・清潔・躾の5つの頭文字S)運動)
を県内の学校では初めて平成17年度に教育現場へ導入しました。安全作業と学習環境の改善を中心に取り組
み、躾では挨拶やマナーなど社会人として必要な素養を育成しています。
(4)「ドイツ姉妹校との国際交流」
ドイツのカール・ゼヴェリング実業高等専門学校と平成17年度に姉妹校の締結をし、隔年で相互訪問しな
がら両国の伝統や文化の理解を進めています。訪独時にはドイツのマイスター制度や高度な専門技術を見聞
することで、産業のグローバル化や技術の複合化等に対応できる人材の育成を目指しています。
(5)「学習内容を還元する地域連携活動」 ①「足工フェア」 本校の特色ある教育活動の紹介を、例年10月頃にコムファースト(アピタ足利店のあるショッピング
センター)にて数日間実施しています。
②「中学校への出前授業と生徒作品巡回展」 出前授業では近隣の中学校へ本校生数名が訪問し、ものづくりを通して専門的知識や技能を深化させ
ています。また、産業デザイン科の生徒が課題作品を中学校で1週間程度展示させていただいています。