(2)評価結果に基づく取り組み、改善方策等(教職員協議による)
◇肯定的意見の高かったもの
〇教育活動について
・SHR後も時間のある時は残って生徒の話を聞き、生徒の朝の表情等を見て、個別に話を聞くようにし 問題が解決するような手立てをとっている。
・HR担任中心に生徒に関わる教師が多い。
・授業内容を精選し、板書計画を立て、因果関係をわかりやすく説明するようにしている。
・テスト前には対策プリントを配布し、やればできる(成功体験を積めるよう=自信を持てるよう)にしている。
〇PTA活動について
・教員と保護者との距離が近く、常日頃から連絡を取り合っている。
・保護者との連携をとり、古館祭(文化祭)や強歩大会は多くの協力を得られている。
〇学習活動について
・アクティブラーニング(主体的、対話的で深い学び)に対する関心が高まったからではないか。今後も継続してAL研究を続け、「授業の満足度が高い学校」としてアピールしたい。
・常に問題提起する授業を心がけている。
・個別指導や対策プリント等、個々の特性を考慮した指導が充実していると感じる。
◆肯定的意見の低かったもの
〇進路指導・各種検定、資格取得について
・検定料の負担はどうしても大きい。
・検定申込み前の声かけや、申込み後の学習を促す声かけが不十分か。
〇ホームページについて
・HPの内容をより魅力あるものに改善すべきだが、その中身については各科でよく検討すべき。
・一斉メールで必要な情報が得られるので閲覧数が延びないのでは?
・ホームページは携帯(スマホ)でも見られることを意識していないのか?
・クラス通信や学年通信をアップするなどの工夫が必要。
〇欠席・遅刻等の指導について
・指導の方法は適切だと思いますので、指導の徹底を図ることが大切かと思います。
・連絡を徹底するとともに、家庭と連携して少なくさせていきたい。
2 学校関係者評価の概要(本校学校評議委員による意見)
〇来年度から特例校としてスタートをするが、地域の学校としての役割が更に重要となると思う。コミュニティースクールとして存在価値を高め、那珂川町や、馬頭高校を考える会との連携を強化し、学校の存続、そして、地域のための学校として発展してほしい。
〇部活動や水産科の活躍は目覚ましいものがある。レスリング部の関東大会団体出場。水産科では関東東海地区研究発表大会優勝。またチョウザメ班の研究による『チョウザメラーメン』など。PRできるものがたくさんある。町内の人々へ、さらには町外、県外にアナウンスすることが、学校存続にも繋がると思う。
〇授業の様子を見て、生徒達の生き生きとした表情がとても新鮮だった。学ぶことの大切さや、理解する喜びを生徒達は感じていると思う。そうした授業で学んだことを将来に活かし、更に町の活性化につなげてほしい。
〇卒業後、就職する生徒も多いことから水産科をはじめ様々な就業体験をする機会があるといい。普通科のインターンシップでは、町のロータリークラブと連携して町内の事業所への受け入れを協力してもらうことで、生徒達にも改めて町の魅力に気づいてもらえる機会になるのではないか。
※アンケート結果の詳細は各ファイル(PDF形式)を開き、ご覧下さい。