日誌

令和5年度 前期研究会報告

令和5年6月30日に栃木県総合文化センター音楽練習にて、前期研究会を実施しました。

今回の研修内容は、和久文子先生(箏)、前川智世先生(三絃)、福田智久山先生(尺八)をお招きして、「箏・三絃・尺八講座」でした。

初めに、和久先生と前川先生による、箏と三絃についての楽器の説明をいただき、3グループに分かれて演奏体験を行いました。

 

【三絃】

 

弦の張り方を教えていただきました。

三絃の構え方、撥の扱い方、楽譜の読み方など、基本的なことを教えていただき、演奏体験を行いました。

姿勢良く、少し前のあたりを見ながら演奏しましょうと教えていただきましたが、ついつい、手元を見てしまいがちです。

 

【尺八】

智久山先生の楽しいお話を聞きながらの演奏体験でした。

こんなふうに授業ができたら、生徒たちの意欲もどんどん高まってくるのではないかと思えました。

尺八は、音を出すのが、本当に大変でした。

 

【箏】

 

爪の種類や箏の調弦について、説明を受け、実際にたくさんの奏法を教えていただきました。

「散らし爪」や「バルトーク」というような、初めて聞く奏法も実際に演奏体験しました。

「さくらさくら」や「六段の調べ」など、箏の有名な曲なども演奏しました。

 

 

最後には、講師の先生方による、合奏を聴かせていただきました。

 「春の海」  作曲 宮城道雄

 「道化師」  作曲 沢井忠夫

 「八咫烏」  作曲 福田智久山

以上の3曲を演奏していただきました。

迫力ある演奏に、圧倒されました。

3人の先生方、ありがとうございました。