調査研究
- 本との出会い 人とのふれあい-「子どもたちに伝えたい読書の体験談」-
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近年、子どもを取り巻く読書の環境はかつてないほどに盛り上がりを見せています。県内のほぼすべての小・中学校や多くの高等学校で、朝の読書などの一斉読書活動が行われています。また、小学校では、ボランティアによる読み聞かせが盛んに行われています。乳児期からのブックスタート事業は、ほとんどの市町で導入されました。県も、平成16年2月に、「子どもの読書活動推進計画」を策定し、県内のすべての子どもたちが、あらゆる機会や場所において自主的に読書活動を行うことができるよう、家庭、地域、学校を通じた社会全体で取り組むための環境づくりを進めています。 当センターでは、「子どもの読書活動推進計画」における施策の一つとして、平成16年度に、「本を通した心のふれあい体験談」を広く県民の方から募集し、冊子を作成しました。今年度はこれに続くものとして、「子どもたちに伝えたい読書の体験談」を、県内の概ね60歳以上の方から募集し、「おじいちゃん、おばあちゃんからのメッセージ」として冊子を作成しました。
関係機関においては、読書活動推進の一助としてご利用いただければ幸いです。
平成19年1月
栃木県総合教育センター所長
五味田 謙一 - ダウンロード