平成16年度総合教育センター研究調査事業一覧
№ | 研究主題 | 研 究 内 容 | 備 考 |
1 |
本県の教育における諸課題に関する研究 | 「本県の児童生徒の生活状況調査」(平成15年度実施)より把握した小・中学生および高校生の生活習慣と意識等の実態から、子どもの発達段階各期における指導の在り方を明らかにし、生涯各期にどのような教育的指導・支援を行うべきかについて研究する。 |
研究調査部 継続 |
2 |
学校経営の在り方に関する調査研究 | 教職員以外による学校評価について、文献及び先進県等の取組を調査し、その在り方を研究する。 成果は基礎資料としてまとめ、カリキュラムセンターに配架するとともに、本庁で計画している「学校評価の手引き(案)」等に活用する。 |
研究調査部 継続 |
3 |
学習状況調査 | 当該学年までの基礎的・基本的な内容の学習の実現状況をとらえ、今後の学習指導や研修事業の改善に資することを目的として、平成15年度に調査を実施した中学校第2学年の国語、社会、数学、理科、英語の5教科の結果について冊子にまとめ、6月に各小・中学校に配付する。 |
研究調査部 継続 |
4 |
教育課程実施状況調査 | 小学校及び中学校の学習指導要領に基づく教育課程実施状況について、学習指導要領における教科の目標や内容に照らした学習の実現状況の把握を通して調査研究し、今後の学習指導や研修事業の改善に資する。平成16年度は、小学校第6学年の国語、社会、算数、理科の4教科及び中学校第3学年の国語、社会、数学、理科、英語の5教科について調査する。 なお、本調査は平成15年度に国立教育研究所が実施した調査の本県版である。 |
研究調査部 新規 |
5 |
心の教育の推進に関する調査研究 | 「心の教育」としての読書活動に資するため、また、「栃木県子どもの読書活動推進計画」を具現化するため、学校・地域・家庭で行われている読書活動の効果的な実践事例を調査研究し、冊子にまとめて発行する。また、読書活動によって人と人との心のつながりが生まれた体験談を、幼・保の関係者、小・中・高の児童・生徒、教師、保護者、読書活動ボランティア等から募集し、冊子にまとめて関係機関に配付する。 |
研究調査部 新規 |
6 |
教育力向上の支援システムに関する調査研究 ~教育情報(教材キット)の作成と活用~ |
すべての教職員が、より質の高い授業実践をするために、よりよい教材や指導案などの教育情報(教材キット)を5か年計画で整備し、整備された教材キットを活用した個々の教員の自発的・主体的な研修の在り方について研究していく。平成16年度は4年目となる。 |
研究調査部 継続 |
7 |
シラバスの作成に関する調査研究 | 平成15年度の研究の成果を踏まえ、シラバスを、各学校段階で作成し活用する考え方を明らかにする。さらに、シラバス作成(年間指導計画を含む)のための参考資料を作成し、各学校の学習指導および校務運営の改善に資するとともに、カリキュラムセンターや研修における支援・情報提供に資する研究を行う (1)県立高等学校再編基本計画に基づく新しいタイプの高校のシラバスに関する基礎研究 (2)県立学校におけるシラバスの活用状況の分析と参考例(年間指導計画を含む)の作成 (3)小・中学校におけるシラバスの参考例の作成 |
研究調査部 継続 |
8 |
情報通信ネットワークを活用した学習教材提供システムの開発とその活用の研究 ~学習情報データベース「わくわくとちぎ発見」の研究開発~ |
情報通信ネットワークを活用して学習教材を提供していくシステムを再検討し、さらに使いやすいものに再構築する。平成16年度は前年度に引き続き「とちぎの伝統工芸」についてさらに新たな教材を追加し、学習に役立つデータベースを作成していく。 |
研究調査部 継続 |
9 |
情報教育推進のための研修カリキュラム及び研修教材の開発に関する調査研究 ~理科における研修カリキュラム及び研修教材の開発~ |
すべての教員がコンピュータを活用した指導ができることをめざし、5か年計画により、校内研修で活用できる有効な研修カリキュラム及び研修教材を開発する。 本研究の4年目となる平成16年度は、小・中学校、高校「理科」を対象として、各校種において研究を行う 。 |
研究調査部 継続 |
10 |
普通教科「情報」の指導に関する調査研究 | 平成15年度から新教育課程で導入された普通教科「情報」の授業が効果的に実施されるよう、内容項目ごとの指導で役に立つWebページや教材の紹介およびその指導事例を作成する。 |
研究調査部 新規 |
11 |
インターネットを用いた在校、在宅での教員研修に関する調査研究育に係る各種統計調査 インターネットを用いた在校、在宅での教員研修に関する調査研究 |
インターネットを主としたIT技術を利用し、教員が校内研修及び在宅研修を行うための効果的な在り方や方法を検討する。また、いくつかの研修モデルを提案し、ITを活用した研修を効果的に行うためのノウハウについて研究する。 |
研究調査部 継続 |
12 |
教育に係る各種統計調査 | 本県及び国の教育に係る各種統計調査を実施し、教育行政、教育施策の検討及び学校現場での基礎資料とする。 ○県単調査 ①中学校卒業者の進路状況調査 ②県立高等学校卒業者の進路状況調査 ③全日制高等学校生徒の他県との交流調査 ④公立学校教員構成調査(5月1日現在) ⑤新年度児童生徒数、学級数見込調査 ⑥中学校3年生の進路希望調査 ○文部科学省調査 ⑦地方教育費調査 ⑧学校教員統計調査 ⑨子どもの学習費調査 |
研究調査部 継続 |
13 |
生涯学習ボランティア活動資源研究事業 ~青少年の体験活動・ボランティア活動の支援を中心として~ |
青少年の体験活動・ボランティア活動を促進するため、多様な活動機会や効果的な課題解決方法等について、事例を収集・研究し、その支援方法等の改善充実に努める。 | 生涯学習部 新規 |
14 |
盲学校のセンター的機能の充実に関する調査研究 | 今後、盲学校に求められる特別支援教育のセンター的機能の中で、早期教育相談の部門と学校支援(小学校段階での学習支援)の部門に焦点を絞り、支援内容の充実に向けた実践的研究を行う。 | 教育相談部 新規 |
15 |
知的障害養護学校における自閉症児の指導内容・方法等に関する研究 | 知的障害と自閉症を併せ有する児童生徒に対し、この二つの障害の違いを考慮しつつ、障害の特性に応じた適切な指導を展開するため、指導内容・方法等の研究を行い、もって知的障害養護学校における今後の指導の在り方を検討する。 | 教育相談部
継続 |
16 |
幼稚園・保育所・小学校連携に関する調査研究 | 幼稚園・保育所・小学校の教職員により連続した教育課程・保育計画の工夫・改善について協議を行い、県内幼稚園・保育所・小学校へ紀要を通して調査研究のまとめを配布し、普及・啓発を図る。 | 幼児教育部
継続 |