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 教員と子どものための
   これだけは、知ろう、守ろう、実践しよう ネットトラブルにあわないために

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個人情報の取り扱いに注意 〜指導のポイント〜

ねらい

 個人情報がインターネット上ではどのように扱われる可能性があるかを知り、その対処法を理解させます。また、個人情報について理解し、それをしっかりと管理していくことの重要性について考えさせます。

指導場面
指導上の留意点
  1. 個人情報とは何かを理解させます。情報社会では、自分で自分の個人情報をしっかり管理していくことの大切さをよく理解させます。

  2. インターネットに一度個人情報が流出すると、回収が困難であることを理解させ、個人情報を扱うときは慎重に行うことを十分に理解させます。特に、不特定多数の人たちが使うコンピュータで、個人情報を扱わないことをよく理解させます。例えば、学校のコンピュータは公的なものであるので、個人の楽しみで、企業の懸賞やアンケートに答えることのないように指導することが大切です。インターネットカフェ等では、キー・ロガー等のソフトウェアで個人情報が抜き取られることを知らせます。

  3. 家庭において、企業のアンケートや懸賞に応募するときは、責任ある企業が主催していること、書き込んだ内容が暗号化されることなどを確認して行うことが大切であることを理解させます。

  4. 企業のアンケートや懸賞の書き込み内容が不自然と思われるものがあるときは、書き込みをやめるか、必要最低限のものだけを書き込むことを理解させます。
用語

フィッシング【phishing】詐欺

 フィッシング詐欺とは、実在の銀行・クレジットカード会社やショッピングサイトなどを装ったメールを送付し、そこにリンクを貼り付けて、その銀行・ショッピングサイトにそっくりな「罠のサイト」に呼び込み、クレジットカード番号やパスワードなどを入力させてそれを入手してしまうという詐欺です。

クッキー【Cookie】

 Webサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみ。
Cookieにはユーザに関する情報や最後にサイトを訪れた日時、そのサイトの訪問回数などを記録しておくことができる。Cookieはユーザの識別に使われ、認証システムや、WWWによるサービスをユーザごとにカスタマイズするパーソナライズシステムの要素技術として利用される。

SSL【Secure Socket Layer】

 Netscape Communications社が開発した、インターネット上で情報を暗号化して送受信する仕組み。現在インターネットで広く使われているWWWやFTPなどのデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信することができる。

暗号化

 インターネットなどのネットワークを通じて文書や画像などのデジタルデータをやり取りする際に、通信途中で第三者に盗み見られたり改ざんされたりされないよう、決まった規則に従ってデータを変換すること。暗号化、復号化には暗号表に当たる「鍵」を使うが、対になる2つの鍵を使う公開鍵暗号と、どちらにも同じ鍵を用いる秘密鍵暗号がある。

オートコンプリート機能

 キーボードからの入力を補助する機能の一つで、過去の入力履歴を参照して次の入力内容を予想し、あらかじめ表示すること。表計算ソフトなどでよく採用されており、最近ではWebブラウザのアドレス入力や、ソフトウェア開発環境のエディタなどにも搭載されている。

キャッシュ

 使用頻度の高いデータを高速な記憶装置に蓄えておくことにより、いちいち低速な装置から読み出す無駄を省いて高速化すること。また、その際に使われる高速な記憶装置。

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