コンピュータや携帯電話を持っている児童生徒については、その倫理観や技能に一人一人個人差があるので、個々の児童生徒をきちんと理解し、個に応じた対応をすることが必要です。学校生活や家庭生活に問題を抱えていてコンピュータやインターネットに逃避している児童生徒も見られます。このような児童生徒には、教育相談的なフォローが不可欠であると考えられます。
児童生徒とのコミュニケーションを密にして、変化のサインを見落とさないようにしましょう。また、コンピュータやインターネットの利用をやめさせればよいということではなく、学校や家庭などでの生活全体を意識してサポートすることが大切です。
※過度にインターネットを利用している児童生徒には、次のようなサインが考えられます。
・授業中の集中力がなくなったり居眠りが増えたりする。
・校外の友達や社会人とのつきあいに関係した話題が増える。
・携帯電話を絶えず気にしている。
・コンピュータやインターネットに関することを一方的に自慢する。
・友達関係が変わる。
・現実的ではない話が多くなる。
・いらいらしやすくなったり、落ち着きがなくなる。
・家族との関係がうまくいっていない。
など
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