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・ 情報社会の安全指導 (リーフレット)




 コンピュータやインターネットの適切な使い方について、お子さんにどの程度指導していますか。(図14参照)

 子どもにコンピュータやインターネットの適切な使い方を指導している家庭は4割程度しかありません(図14)。また、別のアンケートでは全体で6割の保護者が、インターネットに関する知識は「子どもと同じくらい」、「子どもの方が詳しい」と回答しています。
 多くの保護者は、子どもにインターネットや携帯電話を使わせる上での不安を抱えながらも、実際に子どもに何をどのように指導していいかわからないという実情です。
   

 インターネットや携帯電話利用に関して、保護者への啓発活動(講習会・講演会等)を実施したことがありますか。(図15参照)

 中学校では、保護者への啓発活動を実施している割合が比較的高くなっていますが、小学校や県立学校では、あまり実施されていません(図15)。
 子どもがインターネットや携帯電話を使用するのは、家庭が中心なので、保護者との連携なしに指導は成立しません。
 保護者会やインターネット講習会などを実施し、危険性や家庭での対応について理解を得ましょう。また、家庭において利用上のルールを決めて守らせたり、有害コンテンツのフィルタリングや迷惑メールの着信拒否など安全な利用のための対応をとってもらうよう具体的に協力を求めてください。
   

 特に学校で指導してもらいたいものは何ですか。(二つ選択)(図16参照)

 インターネット上の被害にあわないように学校で指導して欲しいと思っている保護者は各校種とも約6割になります。次に目的に応じて情報を適切に処理する力(いわゆる情報活用能力)を身に付けて欲しいと思っている保護者が多くなっています。
 それに比べ、パソコンやネットワークの知識を身に付けたり、インターネット上のマナーを身に付けて欲しいと思っている保護者は2割前後にとどまっています(図16)。
 情報教育では、情報機器を活用する知識や技能、ネット利用のマナーなどの態度を育成したりすることも重要です。 
 保護者には、学校における情報教育や情報モラル指導の目的と内容について説明し、理解を得るようにしましょう。学校における指導を知ることは、保護者が家庭において指導をする際にも参考になることです。



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