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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成20年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 1 中学校の担任が行う定期教育相談のあり方
  • 大田原市立野崎中学校 國嶋 博和
  • 内地留学生研究集録(38集)P9~P12
  •  定期教育相談はどの学校でも行われている。その実施状況は様々であるが、多くの行事や活動がある中で、その時間を確保するのが困難な状況にあるのも事実である。しかし、生徒の抱える問題を早期に発見し、対応することは重要である。これまで定期教育相談を行ってきた中で、生徒の悩みを十分に理解できなかったり、思いをくみ取れなかったりして、生徒の訴えや要望に十分に応えられないことがあった。そして、問題傾向のある生徒だけでなく、生徒指導上あまり問題のない、いわゆる「普通の生徒」の悩みや思いを把握することの難しさも常に感じていた。また、定期教育相談の事前アンケートが、生徒理解を深めるために資料としてあまり活用されていないようにも感じていた。そこで、教師が、生徒が抱える不安や悩みを的確に把握し、相談時に活用できるアンケートのあり方や、 生徒が素直に自分の気持ちに向き合える相談活動を展開するためには、どのように生徒と関わったらよいのかについて研究したいと考え、本主題を設定した。




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