調査研究
- 内地留学生研究集録(抄録)
- 平成20年度 内地留学生研究集録(抄録)
- 10 通常学級における特別な支援を必要とする
生徒の理解と支援のあり方 - 足利市立愛宕台中学校 髙沢 昌代
- 内地留学生研究集録(38集)P45~P48
- 通常学級には、様々な困り感を持ち支援を必要とする生徒がいる。このような生徒が、安心して学習や生活ができる環境を整えたり、不適応や不登校にならないような手だてをとったりすることはとても大切である。教科担任制の中学校においては、学級担任はもちろん、生徒に関わるすべての教職員が、一人一人の生徒の特性について共通理解を図り、同一歩調で支援をしていく必要がある。
そこで、所属校の日頃の教育実践である「一人一人を丁寧に見つめ、よさを認める」視点を活用し、特別な支援を必要とする生徒の実態把握をした。その把握をもとに、校内支援委員会で支援内容を検討し、生徒の持てる力を高めるために「よい面を認め、伸ばし、自信を育てる」ことに主眼をおきながら、生徒の理解と支援のあり方についてまとめた。