調査研究

• 内地留学生研究集録(抄録)
• 平成２０年度　内地留学生研究集録(抄録)
• １６　通常の学級における特別支援教育
  　　　－子ども理解を重要視した取り組み－
• 上三川町立北小学校　伊藤　智恵
• 内地留学生研究集録（３８集）Ｐ69～Ｐ72
• 　通常の学級においての特別支援教育が始まり、子ども一人一人の教育的ニーズに応じた、きめ細やかな指導をすることが求められているが、実際は、それぞれの子どもに合った効果的な指導に悩み、じっくりかかわる時間の無さにも直面している。一人一人の教育的ニーズを把握する資質を高めようと研究を進めると、目の前にいる子どもをしっかり理解することの大切さが改めてみえてきた。そこで、子ども理解を重要視しながら、対象児Ａへの実践研究を行った。Ａの変容を通して、教師の見方を変え、子どもを捉え直すことにより、新たな支援が生まれることが分かった。また、個別の指導計画をチームで活用したり、学校全体で支えるシステムをうまく機能させることが重要であることが理解できた。