調査研究

• 内地留学生研究集録(抄録)
• 平成２１年度　内地留学生研究集録(抄録)
• ２　児童の実態に応じた適切な支援の在り方
  　　―人とかかわり合う力を育てるために―
• 藤岡町立三鴨小学校　福田　敏子
• 内地留学生研究集録（３９集）Ｐ11～Ｐ14
• 　総合教育センターでの事例において、児童の実態に応じた適切な支援の在り方について研究した。この研究では、特別支援学校独自の指導領域である｢自立活動｣の内容を参考に、｢人とかかわり合う力｣を育てるための支援を行った。その結果、Ａ児はルールを守ることや周りの人を意識してやりとりすることができるようになるなどの変容が見られた。このことから、実態把握、支援の目標及び支援内容と手だての設定、実践、評価、支援の改善といったＰＤＣＡのサイクルで進めたことは、適切な支援に結びついたと思われる。特に具体的な支援内容を設定する際に、自立活動の内容を参考にしたり、児童の興味・関心を生かした活動を取り入れたりしたことが、Ａ児の｢人とかかわり合う力｣を育てるために有効だった。