調査研究
- 内地留学生研究集録(抄録)
- 平成21年度 内地留学生研究集録(抄録)
- 3 子どもが能動性を発揮することができるためのかかわり手の在り方
- 大田原市立親園小学校 矢口 佳子
- 内地留学生研究集録(39集)P15~P18
- 子どもが能動性を発揮することができるようになるためには、どのようなかかわり方をすればよいのか、かかわり手の在り方について面接を通して研究を進めたものである。本研究では、「かかわり手が子どもの思いを受けとめて返すこと」で、子どもに安心感が育まれ、能動性を発揮できると考えた。
面接を進めていく中で、子どもが能動性を発揮することができるためのかかわり手の在り方として、「かかわり手が子どもの思いを受けとめて返すこと」に加え、「子どもを主体性のある存在として認めかかわっていくこと」の重要性が明らかになった。このことにより、子どもとかかわり手が相互に主体的な関係を築いていくことが可能になり、子どもはより能動性を発揮することがわかった。