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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成21年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 11 通常の学級における配慮を要する児童への支援の工夫
       ―漢字の読み書きが苦手な児童への支援を通して―
  • 芳賀町立芳賀南小学校 小堀 美樹
  • 内地留学生研究集録(39集)P47~P50
  •  通常の学級に在籍する配慮を要する児童が、自分のもつ力を十分に発揮するためには、その子の特性を十分に理解した上で、意欲を引き出し高めていくための支援を工夫する必要があると考えた。そこで漢字の読み書きが苦手な児童を対象とし、国語科の授業を通して、「漢字の読み書きに対する苦手意識を和らげるための支援」と「人とのかかわりの中で認められる体験を通しての支援」の2つの支援を実践した。また、通級指導教室や家庭とも連携を図りながら支援を行ってきた。その結果、人とかかわり合う中で、安心して学べる環境を整えること、学習内容を工夫すること、認められ賞賛される体験を積み重ねることが、児童の安心感を高め、自ら学ぶ意欲につながるということが分かった。同時にそれは、配慮を要する児童のみではなく、他の児童にも言えるということが分かった。




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