調査研究
- 内地留学生研究集録(抄録)
- 平成21年度 内地留学生研究集録(抄録)
- 15 実感を伴った理解を図るための工夫
―小学校理科における「ものづくり」を通して― - 那須塩原市立南小学校 小泉 真紀
- 内地留学生研究集録(39集)P63~P66
- 日本の児童生徒は科学への興味関心が低く、考えることや自分の思いを表現することを苦手とする傾向にあるという実態を踏まえ、小学校理科における「ものづくり」を通して、児童の実感を伴った理解を図るための工夫について研究を行った。「ものづくり」の教育的な価値や授業への位置付け等についての理解を深め、更に授業に取り入れることのできる教材を洗い出して順次製作し、授業実践においてその有効性を確認することができた。
また、理科の指導に苦手意識を感じている若手教員にも、意欲的に「ものづくり」を実践してもらうために、教材の作り方や指導のポイント等をまとめた製作マニュアル『ものづくりのススメ』を作成した。