調査研究
- 内地留学生研究集録(抄録)
- 平成22年度 内地留学生研究集録(抄録)
- 6 特別支援学級児童がより主体的に関係を築いていける交流及び共同学習
- 壬生町立稲葉小学校 鈴木 香代子
- 内地留学生研究集録(40集)P27~P30
- 「交流及び共同学習」は、児童生徒が理解し合うための絶好の機会であり、共に助け合い支え合って生きていくことの大切さを学ぶ場である。現状では、特別支援学級の児童は消極的な態度で参加することが多い。そこで、特別支援学級の児童が交流学級の児童とより主体的に関係を築いていくためには、「交流及び共同学習」の中で、どのような工夫が授業展開の中で必要か図画工作科を通して考えてみた。
今回の研究を通して、自信をもって意欲的に参加できるように教師が支援を工夫すること、興味関心を共有し合う活動を設定し、その中で役割をもたせ参加すること、お互いのよさに気づき認め合う活動を繰り返すこと、このようなことが有効であるとわかった。