調査研究

• 内地留学生研究集録(抄録)
• 平成２２年度　内地留学生研究集録(抄録)
• １４　通常の学級における配慮を要する児童への指導
• 佐野市立佐野小学校 大澤　裕子
• 内地留学生研究集録（４０集）Ｐ59～Ｐ62
• 　本研究では、小学１年生の対象児童の事例を通して、通常の学級における配慮を要する児童が集団の中で安心して人とかかわりながら過ごせるようにするための指導の在り方について検討した。
  　三つの集団活動の実践から、集団にうまく馴染めない１年生にとって、身近な人とのかかわりを生かし、できることから無理なく始め、それを繰り返していくという丁寧な担任の指導は、児童が学校生活に慣れ集団の中で安心して過ごせるようになる上で、大きな手がかりとなっていることを改めて確認した。さらに、誰もが安心できる班（ペア）編制、適切な個別指導、集団行動のルールの定着、活動の分かりやすさ、誰もが安心して活動できる場の設定などの支援の手だてが効果的であることも確認できた。