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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成23年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 12 通常学級における特別支援教育を行うための視点の確立と改善策
       ―中学校の実態に基づいて―
  • 足利市立坂西中学校 大森 順子
  • 内地留学生研究集録(41集)P51~P54
  •  発達障害をもつ生徒は、思春期には一次障害からの心の不安定の増加、二次障害、不登校、いじめ、性の問題に直面する危険性が高くなる。そのため、特別支援教育は早急の課題に直面している。通常学級における推進をさらに効果的に行うためには、「校内支援体制」と「支援が必要な生徒の指導」という2本柱に整理され、より中学校に合う支援にするには、「障害名にとらわれない特性の視点」「チーム支援」「集団を意識」の三つの観点が大切だと考える。所属校でも通常学級における支援の必要性の高い生徒について、個別の指導計画を中心に支援がされている現状がある。そこで、所属校の特別支援教育における教師のニーズを調査・整理し、推進上の統括的な概要を34項目の「チェックリスト」に作成した。そして、リストに照らし、所属校の現在できている強化点と改善策を整理することができた。




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