調査研究
- 内地留学生研究集録(抄録)
- 平成24年度 内地留学生研究集録(抄録)
- 10 特別支援教育を推進するための
特別支援教育コーディネーターの働きかけ
―学校の強みを生かして― - 那須塩原市立横林小学校 加藤 紀子
- 内地留学生研究集録(42集)P43~P46
- 特別支援教育がスタートしてから6年が経過し、組織作りの段階から組織的な支援の段階へと、支援の質が問われるようになってきた。校内の支援体制を機能させ特別支援教育を推進するために、学校の強みを生かし、コーディネーターが学校全体や担任にどのように働きかけていくとよいのかを研究した。「支援体制の見直し」「児童の安心感・わかりやすさを高めるための学級への働きかけ」「支援の共通化」の三つの実践を通して、コーディネーターの働きかけについて考察した。
本研究を通して、「人をつないで理解者を増やすこと」「まずは実態の把握から始めること」「働きかけ前後のコーディネーターの動きが大切であること」がわかった。