調査研究

• 内地留学生研究集録(抄録)
• 平成２４年度　内地留学生研究集録(抄録)
• １１　中学校特別支援学級に在籍する生徒の自己実現に向けた取組
• 益子町立益子中学校　植木　一憲
• 内地留学生研究集録（４２集）Ｐ47～Ｐ50
• 　中学校の特別支援学級では、将来の自立や社会参加を目指したきめ細かな進路指導の充実が求められている。進路指導を単なる進路選択の学習で終わらせることなく、生徒が肯定的な未来像をもって、課題解決に意欲的に取り組むことができるような支援の在り方について実践研究を進めた。
  　本研究を通して、１．安心感と信頼感を高める支援は、生徒の自己肯定感を高めるのに不可欠であり、障害の特性に寄り添うきめ細かな支援が重要であること、２．肯定的な未来像をふくらませる支援は、今までの苦しい状況を断ち切り、新しい自分を広げるのに効果的であること、３．肯定的な未来像のイメージ化を促すような問いかけにより、生徒は自らの目標を明確にもてるようになること、４．目標が明確にもてるようになると、生徒は自ら課題解決に向けて動き出せるようになること、が分かった。