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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成25年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 9 特別支援教育の視点を踏まえた授業改善
      ―分かりやすさを高める手立てに焦点を当てて―
  • 日光市立下原小学校 松本 梢
  • 内地留学生研究集録(43集)P37~P40
  •  授業の中で、支援の必要性の高い児童を含めた全ての児童が、本来もっている力を発揮できるように、特別支援教育の視点を踏まえて授業改善を行っていきたいと考えた。本研究では、分かりやすさを高める手立てに焦点を当てて、研究を進めた。児童が主体的に活動できるようにするためには、学習活動の導入で「児童の興味が喚起できるような活動をすること」、展開で「時間を区切って様々な活動をすること」、まとめで「具体的な項目で振り返ることができるようにすること」が有効であることが分かった。また、教材・教具に「見通しがもてる」、「活動を自分で選べる」、「視覚的な支援でイメージしやすくする」などの工夫をすることで、全ての児童が自分の力で活動しやすくなることが分かった。児童の実態を把握し、より丁寧に教材研究を行うことが大切であることを再確認できた。




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