調査研究

• 内地留学生研究集録(抄録)
• 平成２５年度　内地留学生研究集録(抄録)
• １０　個に応じた自立活動のよりよい指導･支援の在り方
• 足利市立青葉小学校　齋藤　州代
• 内地留学生研究集録（４３集）Ｐ41～Ｐ44
• 　自立活動の指導は、障害による学習上又は生活上の困難を改善･克服し、自立し社会参加する資質を養うために行うものであり、個に応じた指導･支援が必要になってくる。このことを念頭に置きながら、自閉症･情緒障害特別支援学級では、どのような内容を選び、どのような指導･支援をしたらよいのか、対象児童の姿を通して考察した。実態把握でつまずきとして見られた行動の背景には、自分の思いを上手く伝えられないという困難さがあると考えた。そこで、進んで活動できる場面を設定し、主体的に取り組むための手立てを工夫したところ、児童は自分の思いをより発信できるようになった。教師は児童の思いに寄り添い、思いを言葉で返すかかわりをしていくことで、児童が自分の思いを相手に伝えられるようになるのではないかと考えられる。