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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成25年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 12 光の学習における思考力、表現力の育成
      ―反射の授業を通して―
  • 矢板市立片岡中学校 関 義朗
  • 内地留学生研究集録(43集)P49~P52
  •  中学校第1学年のエネルギーの内容「光」は生徒にとって理解することが難しく、また、「観察・実験から分かったことを伝えることができない」学習の一つである。本研究は、はじめに「光」の学習における生徒のつまずきを調査した。「光の道筋」を「目で見る向き」と誤解していることから、光の学習で扱う矢印は「光の道筋」であることを最初に確認させることが重要だと考えた。そして、指導計画を見直した。次に、最初に学習する「反射」の実験を工夫し、実験「光の的当て」の教材を作製し、それを使用した授業を考えた。実践を通して、生徒は予想の際の話合いを深め、実験に対する目的意識が明確になり、実験への意欲が高まった。さらに予想と結果を比較しながら、反射の法則と光の矢印を使って自分の考えを表現することができた。




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