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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成26年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 9 校内支援体制の充実に向けた取組
  • 高根沢町立阿久津小学校 見目 正恵
  • 内地留学生研究集録(44集)P39~P42
  •  児童生徒が抱える課題は複雑化・多様化しており、学校においては、教職員が組織として課題解決能力を高めていくことがますます求められている。そのため、学校生活の中で、様々な課題を抱える児童生徒に教職員が組織的に対応する、校内支援体制の充実が重要であると考え、研究を行った。
     「校内支援体制構築のための手引き書」(栃木県総合教育センター)を参考に、チーム支援の定着と教職員の意識を高める取組を実践した。チーム支援の定着に関しては、ケース会議の効率性と指導の進行管理が重要であることが分かった。また教職員の意識を高めるためには、教育相談便りで啓発すること、校内研修会・職員会議を活用した情報の共有化や共通理解を図ることが大切であると分かった。この取組により、個別の課題を抱えた児童に変容が見られ、チーム支援の有効性が実証できた。




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