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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成27年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 6 小学校理科の授業改善
      ―アクティブ・ラーニングの視点を取り入れて―
  • 大田原市立川西小学校 藤田 達也
  • 内地留学生研究集録(45集)P25~P28
  •  平成27年度全国学力・学習状況調査で見えた本校の課題である「理科の学習への有用感」、「理科の学び方の理解」を改善させたいと考えた。そのために、アクティブ・ラーニングの視点「深い学びの過程」「対話的な学びの過程」「主体的な学びの過程」を取り入れ、様々な手立てを考えて授業を改善した。また、「資質・能力」が高まったかどうかを総合的に判断するために、「適用」「分析」「構想」「改善」の観点に基づく自作の活用問題を解かせた。そして、これらの取組が有効だったかどうかを検証した。
     その結果、第6学年は理科が生活と結びついていることや、理科の学び方が分かり、有用感が高まった。第3学年は、実験だけではなく、見通しをもつ活動の楽しさが感じられるようになった。また、「資質・能力」を高めるためには一単元だけの指導では難しく、時間をかける必要があると分かった。




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