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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成27年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 8 1年生の児童が安心感をもてる集団づくり
      ―担任のかかわりの視点から―
  • 野木町立野木小学校 大橋 智香子
  • 内地留学生研究集録(45集)P33~P36
  •  小学校入学からの1年間は、学校教育の土台となる時期であり、この時期の担任のかかわりはその後の学校生活の方向性に大きな影響を与える。そこで、担任がどのような意図をもって「個」や「集団」にかかわり、「集団づくり」を行っていけば、児童が安心感をもって学校生活を送れるようになるのかを担任の立場から研究したいと考えた。本研究では、1年生の「集団づくり」の過程を整理することと、実際の1年担任のかかわりを観察・検証することで、担任が大切にしたいかかわりを考察した。その中で、毎日のあたたかな言葉や態度を通した担任のかかわり、「個」と「集団」を育てることを意識した子ども同士をつなぐかかわり、児童の主体性や自発性を尊重したかかわり、年間の見通しと意図をもった柔軟なかかわりが、児童の安心感を育む「集団づくり」のために重要であるということが分かった。




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