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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成27年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 10 自閉症・情緒障害特別支援学級における教科指導の在り方
      ―算数科の指導を通して―
  • 足利市立小俣小学校 大坂家 寛
  • 内地留学生研究集録(45集)P41~P44
  •  特別支援学級での指導においては、児童のうまくいっている状況に着目して指導計画を作成し、授業を行うことが重要である。児童のうまくいっている状況からヒントを得て、児童がもてる力を精一杯活用しながら学習に取り組めるように、①何をやるかが分かるための工夫、②自分で確かめられるための工夫、③自分の考えを表現するための工夫の三点を視点とし、教科指導の在り方について研究した。
     教科指導においては、「分かること」を積み重ねていくことが大切である。児童が、「これまで何を学んできたか」「今、何について学んでいるか」「これから何を学ぶか」を分かることが重要である。今、これが分かったと思えたときに使っていた教材や教師のかかわりが、これからの学びの拠り所となることが分かった。




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