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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成28年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 2 知的障害のある生徒に対する情報モラルの効果的な指導法
  • 県立国分寺特別支援学校 會澤 和裕
  • 内地留学生研究集録(46集)P9~P12
  •  急速な情報化の進展によって子どもたちの携帯電話やスマートフォンの所持率が増加し、それに伴ってトラブルも増加している。情報モラル教育に関しては様々な取組が行われているが、ほとんどが小・中・高校生向けのものであり、特別支援学校の指導で使用するには内容が少し難しい。
     そこで本研究では、知的障害のある生徒がトラブルを避け、安全に情報機器や情報通信ネットワークを使用できるようにするためには、どのような授業を組み立て、どのように指導すればよいのかを、モデル授業の実践を通して検証した。情報モラル教育に関係のある各種企業や機関から具体的な事例について話を聞くことができ、それらを題材とした。「内容の精選」「体験的な活動」「繰り返し学習」を指導の柱に設定して授業を展開したことで、情報モラルの重要なポイントが理解しやすく、印象に残る授業に近づけることができた。




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