ブラウザのJavaScriptを有効にしてください
  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成28年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 3 子ども一人一人の安心感を高めるための指導・支援の在り方
  • 鹿沼市立菊沢西小学校 江口 陽子
  • 内地留学生研究集録(46集)P13~P16
  •  「安心感」は、何らかの*困り感をもつ子だけではなく、学級の一人一人の成長を支える土台となっていると考えられる。そこで本研究では、子ども一人一人の安心感を高めるためにはどのような指導や支援が適切なのかを探っていきたいと考えた。宿泊学習を核として、学級集団の温かい人間関係づくりをねらったソーシャルスキルトレーニングを段階的に位置付け、実践した。「集団」と「個」の視点をもって指導・支援を行い、行動観察によって捉えた児童の変容とQ-Uの結果とを照合し、安心感の高まりを客観的に捉える指標とした。適切な指導・支援の在り方について考察した結果、子ども一人一人の安心感を高めていくためには、日常的なかかわりの中で「自分の考えや感情が大切にされている」という実感を一人一人の子どもがもてるようにすることが重要であることが分かった。*「困り感」は学研の登録商標です。




TOP