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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成28年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 6 中学校理科における生徒の学力向上の取組
      ― ユニバーサルデザインの視点によるアプローチ ―
  • 宇都宮市立鬼怒中学校 菅生 崇夫
  • 内地留学生研究集録(46集)P25~P28
  •  学習指導におけるユニバーサルデザインの視点である「焦点化・視覚化・共有化」を意識した、生徒が「分かる・できる」授業を行うことで、生徒の課題を設定する力や仮説を検証する力が高まるのではないかと考え、本主題を設定した。検証方法のために、検証授業の前後に、意識調査とペーパーテストを実施した。なお、意識調査に関しては実験区のみとした。具体的な手立てとして、「焦点化」をするために、学習課題の提示と授業デザインシートによる授業展開を検討した。「視覚化」・「共有化」をするために、生徒が活用するワークシート(フレームワークシート)に工夫を施した。その結果、今までは授業で自信をもてなかった生徒が「もっと実験がやりたいです」「予想するのが楽しい」と授業の振り返りで記述するなど、変容が見られた。また、生徒の課題を設定する力や仮説を検証する力が高まることが確認できた。




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