調査研究

• 内地留学生研究集録(抄録)
• 平成２９年度　内地留学生研究集録(抄録)
• ３　新たな不登校を防ぐための指導･支援の在り方
  　　― 生徒へのかかわりを通して ―
• 壬生町立南犬飼中学校 櫻井 孝行
• 内地留学生研究集録（47 集）Ｐ13～Ｐ16
• 　前年度から継続して不登校になっている生徒は少し減少することもあるが、毎年新たに不登校になる生徒が減らず、全体の数は横ばいの状態である。そこで、新たな不登校の数を減らすことができれば、自ずと全体の数が減少していくと考え、生徒へのかかわりについて実践し、新たな不登校を防ぐための指導･支援の在り方について研究した。本研究では、欠席した生徒や保護者への対応等について資料を作成し、それを基に教職員が共通理解して生徒に寄り添った指導･支援を実践した。その実践を通して、教職員の生徒に対するかかわり方について変化が見られ、生徒に寄り添った指導･支援をしようとする意識が高まった。そのことが生徒の変容につながった。生徒の話をよく聴き、気持ちに寄り添い、生徒の不安やストレスを取り除くことが重要であることが分かった。