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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成29年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 5 子ども理解から自立活動の指導の在り方を考える
      ― A児との絵を介したやりとりを通して ―
  • 那須塩原市立西那須野中学校 常松 英子
  • 内地留学生研究集録(47 集)P21~P24
  •  本研究では、子どもの思いや興味・関心、できることや得意とすること(うまくいっているところ)を的確に捉え、子どもが主体的に取り組める自立活動の在り方について理解を深めたいと考えた。そこで、相談場面における絵を介した子どもとのやりとりをビデオで記録し、子どもの言動の意図を教師のかかわりと共に分析・考察し、子ども理解を深めた。そして、分析・考察から見えてきた子どものうまくいっているところやうまくいくための要件を目指す姿や活動内容、手立てに生かした。その結果、子どもはコミュニケーション意欲を高め、相手を意識した発言が見られるようになった。
     自立活動の指導においても、子どものうまくいっているところに着目し、子ども理解を深めながら、指導目標や手立てに生かす実践を積み重ねることが重要であると確認できた。




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