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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成29年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 7 理科を学ぶ意義や有用性の実感につながる授業展開の工夫
  • 宇都宮市立峰小学校 大柿 千絵
  • 内地留学生研究集録(47 集)P29~P32
  •  理科を好きだと思う児童は多いが、理科で学習したことが役立つと感じている児童は少ない傾向が見られる。そこで、理科を学ぶ意義や有用性の実感につながる授業を展開していきたいと考えた。児童の意識調査より、意義や有用性を実感するためには、主体的な問題解決が必要だと考え、ワークシートや言葉かけ集を作成した。そして、理科を学ぶ意義や有用性を実感しにくい天文分野において、主体的に観察できるための教材つくりを行った。本研究を通して、分かる授業を展開し、児童の学びの意欲を高めることが、日常生活と学習内容とを結び付けて考えることにつながることが見えてきた。これらの成果を基に、日々の授業において実践を積み重ね、研究を深めていくと同時に、教師自身が自然事象の美しさ等に感動し、その喜びを伝えていくという視点を大切にして指導にあたることが重要だと実感した。




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