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栃木県総合教育センター

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所長挨拶


平成21年4月
栃木県総合教育センター
所長   瓦井 千尋

 本センターは、県民の生涯学習活動への支援、教職員の資質向上を図る各種研修、各方面からの要請等に基づく各種の調査研究、幼児・児童・生徒・保護者等への教育相談及び教育情報の収集及び提供、幼児教育の充実推進など生涯学習並びに学校教育の振興に資する役割を担っています。
 今年度のおもな取り組みとして、生涯学習部門では、参加体験型の研修形態を多く取り入れ、より実践的な知識・技術の向上を目指すとともに、「学校支援地域本部事業関係者研修」を新設し、今日的課題に対応した内容をさらに充実させて参ります。
 研修部門では、新たに作成した「学業指導」や「家庭学習のすすめ」のリーフレットを研修で活用し、喫緊の課題である基礎学力の定着と家庭の教育力の向上に繋げて参ります。さらに、若手の教員や将来本県の教員を目指す学生等を対象にした講座も「土日開放講座(87講座)」の中で開設し、自主的・主体的な研修を促進して参ります。
 調査研究部門では、今年度から新たに小中学校の全学年を対象に「とちぎの子どもの基礎・基本」の習得状況調査を実施し、結果を分析後、HPに掲載するとともに、各学校での指導方法の工夫改善に役立てて参ります。
 教育相談部門では、不登校児童生徒へのかかわりについて理解を深める「教育相談特別講座」の開催や発達障害児巡回教育相談を実施するほか、障害や教育上の問題等の悩みをもつ幼児・児童・生徒及びその保護者や教職員を対象に来所による相談を行って参ります。
 幼児教育部門では、『栃木県幼児教育センター』が中核となり、幼・保・小の連携推進事業を展開し、幼児期から児童期への円滑な接続に寄与するとともに幼児教育情報誌『おうち』を発行し、幼児教育・家庭教育に関する情報を幼稚園や保育所を通して各家庭に提供して参ります。
 本センターでは、今後とも『総合教育』の名にふさわしいシンクタンク機能を発揮するとともに、積極的な情報発信と政策提言にも努め「とちぎの教育のブランド」づくりに貢献して参りたいと考えております。


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