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  • 所長挨拶

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平成24年4月
栃木県総合教育センター
所長   金井 正

 本センターの運営の基本方針は、教職員研修、教育に関する調査研究、教育相談及び幼児教育の充実並びに県民の生涯学習活動への支援を推進し、もって学校教育及び生涯学習の振興に資することとしています。
 今年度の取組として、生涯学習部門では、生涯学習・社会教育推進の為の指導者の養成確保を図るとともに、家庭・地域の教育力の向上や学校支援につながる研修や情報化の進展に対応した内容をさらに充実させてまいります。また、栃木県学習情報提供システム(レインボーネット)等により家庭教育支援・生涯学習ボランティアに関する情報提供に努めてまいります。
 研修部門では、教職員のさらなる資質の向上を目指し、学習指導力、児童・生徒指導力、学級経営力の育成を図るために研修内容の充実を進めてまいります。また、とちぎの教育未来塾、教職2~5年目研修、専門研修2や土曜開放講座における教科の専門研修等の一層の充実により、自主的・主体的な研修を促進してまいります。さらに、今まで以上に組織的で計画的な教育活動、学校経営が求められていることを鑑み、管理職研修の充実を図るため、本年度は高等学校、特別支援学校の新任教頭研修を再編いたしました。「学校組織マネジメント能力の向上」、「学校での実践とセンターにおける研修との有機的な連携」を視点として実施することといたしました。
 調査研究部門では、小学校の全学年及び中学校の第1・2学年を対象に、「とちぎの子どもの基礎・基本」の習得状況調査を実施し、各学校での指導方法の工夫改善に役立ててまいります。
 教育相談部門では、障害や教育上の問題等の悩みをもつ幼児児童生徒及びその保護者や教職員を対象に来所による相談を行うほか、教育相談研修や特別支援教育研修を実施してまいります。
 幼児教育部門では、『栃木県幼児教育センター』が中核となり、幼・保・小の連携推進事業を展開し、幼児期から児童期への円滑な接続に寄与するとともに幼児教育情報誌『おうち』を発行し、幼児教育・家庭教育に関する情報を幼稚園や保育所を通して各家庭に提供してまいります。
 本センターでは、今後とも『総合教育』の名のもとにふさわしいシンクタンク機能を発揮するとともに、積極的な情報発信と政策提言に努め「とちぎの人づくり」に努力してまいりたいと考えております。


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