発表1 言語活動に有用性や楽しさが感じられる理科指導の工夫
中学校において、理科指導の中に言語活動をどのように盛り込むか、また、その有用性や楽しさを生徒が感じられるようにするためには、どのような工夫をすればよいかについて、具体的な実践例を盛り込みながら発表していただきました。
発表2 高等学校における教科指導の充実に関する調査研究(理科)
高等学校における教科指導の充実に関する調査研究の中から、探究の深まりを実感させるとともに学習内容の定着を図るための指導の在り方について、「物理」「化学」「生物」の各科目における実践事例をそれぞれ発表していただきました。
観察・実験の体験や情報交換
後半は会場を次の四つのブースに分けて、観察・実験の体験や情報交換を行いました。
- 中学校の理科における言語活動の在り方に関する情報交換や、発表1に対する質疑応答
- 科目「物理」の実験体験。「熱」を題材に、「シャルルの法則を用いた絶対零度の測定」の実験装置の紹介や圧縮発火の実験の体験等
- 科目「化学」の実験体験。「電離平衡」を題材に、「万能試験紙の使い方」や「2種類の水溶液の反応」の実験についての説明等
- 科目「生物」の観察体験。「バイオテクノロジー」を題材に、「パン酵母を用いた遺伝子組み換え実験」の様子の観察及び実験装置の紹介
アンケートには、「どの先生方も忙しい中、熱心な研究をされていて、大変刺激を受け、参考になった。」という意見もあり、参加者にとって大変有意義な部会になりました。