発表1 言語習得の過程を意識した授業づくり
-段階的な指導を通して-
「話す」単語テストの実施、パワーポイント、ポケットチャート、ホワイトボード等による効果的な教材の紹介、学習到達目標の紹介など、inductiveな授業の実践例を交えた言語習得の過程を意識した授業づくりについての報告がありました。
発表2 指導と評価の一体化を図るために
-学習指導要領を踏まえた授業の改善と工夫-
授業アンケートから見えた課題の解決に向けて、状況を理解して絵で表現し、英語で説明するといった学習活動を交えつつ、指導と評価の一体化を目指した授業づくりへの取組が報告されました。
研究協議
発表1、2を踏まえて、「指導と評価の一体化」について研究協議を行いました。「指導」(実践している言語活動)と「評価」(英語科内での共有事項)の2点について、班ごとに話し合い、その内容を全体で発表しました。中・高の先生方が合同で話し合うことにより、それぞれの校種での活動内容等がわかり、参考になったという意見が出されました。
指導助言
宇都宮大学教育学部の渡辺浩行教授より、「『評価』は『誰のために、何のために』するのかというと、『生徒のために、生徒の未来のために』行うのだ」というお言葉がありました。また、「教師がぶれずにゴールを持つことが大切であり、そのゴールに向かって生徒を導くのだ」という想いを語っていただきました。