平成25・26年度「特色ある道徳教育支援事業」の指定受けて研究を進めた小学校、平成23・24年度「特色ある道徳教育支援事業」の指定を受け研究を進めた中学校の発表がありました。
発表1 自らよりよい生き方を追求する児童の育成
-要としての道徳の時間と児童の生活をつなぐ-
「つなぐ1」として、全体計画別葉の作成、それらに基づいた指導構想の作成と実践、体験や生活を道徳に時間に生かす導入の工夫、「つなぐ2」として、ノートの作成と活用の手立ての工夫、家庭との連携と啓発などを行ったという発表がなされました。
発表2 豊かな心をもち、互いに認め合い主体的によりよく行動できる生徒の育成
体験的な活動を生かしたり、家庭・地域との連携を行ったりしながら道徳教育の充実を図った実践についての発表がなされました。資料調査研究部、体験活動・地域連携部、授業研究部それぞれの実践の成果と課題、最後に研究全体の成果と課題が発表されました。
研究協議 学校の教育活動全体で行う道徳教育の充実に向けて
参加者を予め研究協議班に分けて、班ごとに協議を行いました。協議後、道徳教育の充実に向けての大切な視点や、小、中、高それぞれの取組や他校種の取組への感想が発表されるなど、各班とも熱心な協議が行われました。
指導助言
県教育委員会事務局学校教育課の堀江賢副主幹より、2校の発表に対して、二つの視点に基づいた指導助言をいただきました。一つ目は、道徳の時間を道徳教育の要として据えていること、二つ目は、家庭や地域との連携が十分に図られていることを確認していただきました。