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  • 栃木県教育研究発表大会
  • 平成27年度 栃木県教育研究発表大会
  • 人権教育部会
  • 部会テーマ:人権教育の推進と充実を目指して
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  • 人権教育部会の様子1
    人権教育部会の様子2
    人権教育部会の様子3
     本部会は、「人権教育の推進と充実を目指して」をテーマに、三つの発表が行われました。人権教育への理解や啓発、そして環境整備等に関する内容・方法について、多くの実践的な取組による成果が発表されました。
     最後に、宇都宮大学教育学部橘川眞彦教授から、発表の講評と今後人権教育を推進するにあたっての視点等について御指導いただきました。


    発表1 自他の人権を尊重し、共に伸びようとする子供の育成

     文部科学省の指定を受け、平成26・27年度の2年間で取り組んだ研究の発表がなされました。授業研究部・実践活動部・調査研究部からなる研究推進体制を組織し、各教科・道徳・特別活動等における取組や、教職員研修の充実、家庭・地域への啓発など、教育活動全体を通して取り組んだ様子がよく分かる発表でした。


    発表2 他者とのよりよい関係を築くために

      文部科学省の指定を受け、平成26・27年間の2年間で取り組んだ研究の発表がなされました。人権教育講演会や公開授業など、学校全体での取組や、渡辺教諭が受講された「コンパシートセミナー(公財)人権教育啓発推進センター」の紹介、及び「コンパシート」を用いた授業など、生徒、教職員、保護者の人権意識の高揚につながる具体的な発表でした。


    発表3 学校・家庭・地域の連携を通した人権に関する地域の教育力の向上

     文部科学省の人権教育総合推進地域事業の推進地域としての指定を受け、平成25年から平成27年度の3年間で取り組んだ研究の発表がなされました。「学校・家庭・地域社会の連携」を核にした、四つの柱となる具体的な取組や「とちぎ未来アシストネット」を活用した人権教育の推進など、関係諸機関との連携や人のつながりがよく見える発表でした。


    指導助言

     宇都宮大学教育学部橘川眞彦教授の講評では、それぞれの発表における具体的な取組への評価をいただきました。また、人権を推進するに当たって、子どもや地域の実態に合わせて行うことや、人権を尊重する雰囲気づくりの重要性、活動の評価を次の実践に生かすことなどの助言をいただきました。

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    •  参加者の感想
    • 心に響く言葉がたくさんありました。すぐに成果は望めないけれど、理想と希望をもって取り組んでいきたいと思います。
    • 中心となって人権を推進されている先生方の思いの強さを感じました。推進を図る上で、「思いの強さ」はとても大切なことだと思います。私も見習いたいと思います。本日はどうもありがとうございました。
    • 知らないことが、いかに偏見を導いているかということを再確認できました。日々の教育活動の継続性が人権教育につながり、児童生徒の心の変容が少しでも見られるように、これからも積極的な取組を行っていきたいです。
    • 今日はありがとうございました。小学校・高等学校・地域と様々な視点からお話を聴くことができ、たいへん参考になりました。橘川先生からの御指導も今後の実践の視点として大切にしていきたいと思います。


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