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  • 栃木県教育研究発表大会
  • 平成27年度 栃木県教育研究発表大会
  • 児童・生徒指導部会Ⅱ
  • 部会テーマ:居心地のよい学校・学級を目指して
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  • 児童・生徒指導部会Ⅱの様子1
    児童・生徒指導部会Ⅱの様子2
    児童・生徒指導部会Ⅱの様子3
     本部会は、「居心地のよい学校・学級を目指して」をテーマに児童生徒の問題行動等の解消や学業指導の一層の充実に関しての発表があり、それを踏まえて、「より良い居場所づくりのために」というテーマで研究協議しました。参加者が自校や栃木県の児童・生徒指導を具体的に考える貴重な機会となりました。


    発表1 問題行動等解消への取組

     問題行動等の解消には、予防・未然防止に向けた取組が重要であるとの観点から、①居がい感・自己有用感、②個別理解・適切な支援、③子どもたちの心の成長・自己指導力の向上という視点で実践した活動の発表でした。また、不適応児童生徒への対応として、適応指導教室(チャレンジハウス)での取組の紹介もありました。


    発表2 学業指導の現状把握と一層の充実に向けて
     -学業指導尺度を用いたPDCAサイクルの確立-


     学業指導を一層充実させるためのPDCAサイクルを生かした組織的な取組に関する発表でした。学業指導の一層の充実のためには、現状把握や視点の焦点化と手立ての共有化が大切であるということが発表されました。研究協力校において学業指導尺度を活用し、校内研修で手立てを共有したことが紹介されました。


    研究協議 より良い居場所づくりのために

     発表を踏まえて「より良い居場所づくりのために」をテーマに協議しました。これまでの教育活動を振り返り、効果があった実践などを共有したり、これからどのような手立てが有効かを話し合ったりしました。中には、自身が児童生徒だった頃を思い出し、児童生徒目線で考え合う参加者もおり、有意義な協議となりました。


    指導助言

     学校教育課児童生徒指導推進室の神宮司賢一郎指導主事が、二つの発表の素晴らしい点を取り上げてまとめてくださいました。また、県が学業指導を重要な教育施策とした経緯や学業指導の充実に向けて大切なこと、そして、これからの児童生徒の成長や学校の教育活動の充実のために必要だと思われることをお話しいただきました。

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    •  参加者の感想
    • 二つの発表とも大変具体的で、参考になりました。
    • 本音の質問、本当に知りたい鋭い質問から、先生方の真剣さを感じました。
    • お互いの考えを言い合える場で学ぶことができ良かったです。
    • 栃木県の未来を支える若き未来塾生の熱心な学びの姿に深く感動しました。


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