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  • 栃木県教育研究発表大会
  • 平成27年度 栃木県教育研究発表大会
  • 生涯学習部会
  • 部会テーマ:学校と地域の連携協力を推進するために
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    生涯学習部会の様子1
    生涯学習部会の様子2
    生涯学習部会の様子3
    生涯学習部会の様子4
    生涯学習部会の様子5
    生涯学習部会の様子6
     子どもたちに生きる力を育み、地域に根ざした特色ある学校づくりを推進するために、昨年度より県内のすべての公立学校に地域連携教員が設置され、地域の教育力を生かした教育活動の充実を図っています。
     本部会では、研究報告や事例発表、協議を通して地域連携教員の活動による効果や課題を確認し、学校と地域のよりよい連携の在り方について考えることができました。

    発表1 学校教育での地域連携活動の意義と地域連携教員の役割

     学校教育における地域連携活動推進の背景や、学校にかかわる地域活動の実際について、自治体の取組や施設で行われている事業の見学や聞き取りを行い、地域と連携した活動の効果について考察したことの発表がありました。


    発表2 学校と地域の連携による教育活動の推進Ⅰ
    -地域への情報発信・開放、地域との協働・出会いをキーワードとした「地域の中の学校」への変革-


     那須塩原市立埼玉小学校では、各種便りや学校ガイドブックによる情報発信、学校の人材の提供及び施設の開放、学校支援ボランティア・中高校生徒との協働、PTA主催の地域交流イベントの開催等の活動を通して、「地域の中の学校」を目指しています。その実践の成果と課題について発表がありました。

    発表3 学校と地域の連携による教育活動の推進Ⅱ
    -普通科高校における地域連携推進のための「はじめの一歩」-


     県立宇都宮清陵高等学校の地域連携教育活動の最初の一年を振り返り、積極的に地域社会に関わることを通して、生徒のバランスのとれたキャリア発達を促すことを目指した実践の成果と課題について発表がありました。

    協議・指導助言

     研究協議では、宇都宮大学基盤教育センター若園雄志郎特任准教授の進行で、教員や行政職員等が一緒のグループを作り、三つの発表をもとに情報交換、意見交換がなされ、さらに、発表者との質疑応答も行われました。
     地域連携の取組については、地域連携を実施する明確な目的のもと、校種や地域性に違いのある中で、核になるものをつくっていったり、範囲を広げたりしながら、今後の方向性として、まず実践を積み上げていくことの必要性を確認していただきました。

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    •  参加者の感想
    • 生涯学習の意義や具体的な地域連携の方法などがとても分かりやすく示され、とてもよかったです。
    • 今回のような事例発表を地域連携に直接かかわっている方だけではなく、管理職をはじめとして多くの先生方に聞いていただくことが理解の促進になると思いました。


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