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  • 栃木県教育研究発表大会
  • 平成28年度 栃木県教育研究発表大会
  • 児童・生徒指導部会Ⅱ
  • 部会テーマ:児童・生徒指導上の諸問題の未然防止に向けて
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  • 児童・生徒指導部会Ⅱの様子1
    児童・生徒指導部会Ⅱの様子2
    児童・生徒指導部会Ⅱの様子3
     本部会は、「児童・生徒指導上の諸問題の未然防止に向けて」をテーマにいじめの未然防止の取組や情報モラルの育成に関しての発表があり、それを踏まえて、それぞれのテーマで研究協議しました。参加者が自校や栃木県の児童・生徒指導を具体的に考える有意義な部会となりました。


    発表1 上三川町におけるいじめ未然防止の取組
    -児童生徒が主体となった宣言づくりやルールづくりを中心に-


     上三川町におけるいじめ未然防止の取組として、いじめ防止推進事業での取組と、いじめ防止推進事業の課題をもとにした取組の発表が行われました。いじめ防止事業での取組としては、小・中が中心となって取り組んだ事例や、課題をもとにした取組としては、スマホ・携帯ルールづくりの事例が発表されました。いずれも児童生徒が主体となった具体的な取組が紹介されました。


    発表2 情報モラルの育成に関する調査研究
    -ネットトラブルに関する指導資料の作成-


     児童生徒の情報モラルの育成が求められている背景をもとに実施した調査研究の成果発表でした。栃木県でのネットトラブルの具体的な事例や情報モラルの育成のための指導資料の詳しい説明など、学校で生かせる具体的な内容が紹介されました。


    協議 児童・生徒指導上の諸問題の未然防止に向けて

     発表を踏まえて「いじめの未然防止のために大切なこと」「ネットトラブルの未然防止のために大切なこと」について話し合いました。共に児童・生徒指導上の大きな課題であるため、活発な協議となりました。様々な校種や立場で構成された班により、今まで気付かなかった視点が得られたり、お互いの理解につながったりした、有意義な時間となりました。


    指導助言

     学校教育課児童生徒指導推進室の神宮司賢一郎指導主事により、二つの発表の素晴らしいところを取り上げ、問題行動の早期発見、早期対応も大切だが、未然防止の視点が重要であること、特別活動と児童・生徒指導は切っても切れない関係であり、児童生徒が主体となるための集団づくりを教職員が仕掛ける必要があること、そして、地域、保護者を巻き込み実践することの必要性やその中で学校として譲れないものをしっかりもつことが大切だということなどをお話しいただきました。


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    •  参加者の感想
    • 二つの発表とも大変具体的で、参考になりました。
    • いじめの未然防止について、具体的な取組について知ることができました。
    • ネットトラブルへの対応に関しては、各校に配付されている資料をもとに活用方法を丁寧に説明していただいたため、大変参考になりました。
    • 校種だけでなく、世代や立場が異なる方との意見交換は、貴重な体験でした。


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