幼小連携推進者養成研修の受講者3組の実践発表及び様々な校種や立場の先生方での協議を通して、幼児教育と小学校教育を円滑につなぐためのカリキュラムの接続について考えました。
【提案】
新しい要領・指針等に見る幼小の接続について
-幼小連携推進者養成研修より-
平成29年3月の学習指導要領等の改訂における幼小接続の強化及び平成27年からの県の推進指標に触れ、幼小連携推進者養成研修の概要を基に、カリキュラムの接続についての提案がありました。
【発表1】
幼小連携を意識した自己表現力の育成
-子どもたちの「もっと話したい!伝えたい!教えたい!」という気持ちの高まりを目指して-
幼児教育と小学校教育の円滑な接続を目指し、清滝小学校区内の子どもに求める「自己表現力」に焦点を当てたジョイントカリキュラムの説明とその作成に際しての主体的な実践、思いについて発表されました。
【発表2】
幼児期から児童期の「話す・聞く力」を育むために
-大きな声で話せるよ。最後までお話聞けるよ。-
幼児期から児童期の「話す・聞く力」について、年長後半及び入学当初の子どもの姿と実践を通して大切にすべき支援を明らかにし、大きな声で話し、最後まで話を聞ける子どもの育成を目指すためのスタートカリキュラムが発表されました。
【発表3】
まかせ 見守り 育つ 思考力
-「学びのつながりの実感」を目指す幼小連携-
幼児期に体験を通して味わったり感じたりしていることが、小学校の教科学習の中のどのような学びにつながっているかを「思考力」の視点から具体的に明らかにし、幼小連携で大切にしたいことについて発表されました。
【協議】
様々な校種、立場の方とのグループの協議で、幼小連携の現状について意見交換するとともに、幼児期から児童期にかけてカリキュラムを接続するために必要なことについて話し合いました。