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平成22年度 新任生徒指導主事研修(高等学校・特別支援学校)第2日 研修報告

目  的 生徒指導主事の職務・役割、生徒指導上の諸問題等についての理解を深め、生徒指導主事としての資質の向上を図る。
日  時 平成22年6月24日(木) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任生徒指導主事
研修内容 1 講話「不登校の理解と支援」
2 事例研究「組織的な指導体制の在り方」(高)
3 研究協議「組織的な指導体制の在り方」(特)
4 講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
5 講話「学校問題支援事業について」
講  師 総合教育センター教育相談部副主幹
総合教育センター研究調査部指導主事
塩谷南那須教育事務所副主幹
塩谷南那須教育事務所スクールソーシャルワーカー
研修の様子
講話「不登校の理解と支援」

講話「不登校の理解と支援」
事例研究「組織的な指導体制の在り方」(高)

事例研究「組織的な指導体制の在り方」(高)
講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」

講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
講話「学校問題支援事業について」

講話「学校問題支援事業について」

研修評価・振り返りシートから
  • 0 研修の満足度、研修へのニーズ
  • 満足度
  •   満足 ss 不満足
     
    研修満足度 37.5% 45.8% 8.4%
    (未記入8.3%)


  • 研修ニーズ
  • 発達障害への対応方法
  • 各学校における問題行動に対する取り組みや対策についての事例
  • 今までに起こった問題で、失敗した事例や成功した事例についての紹介
  • ネットトラブルに関した研修の一層の充実
  • 年間を通して研修を5日間程度設定することで情報交換できる場を確保してほしい。



  • 1 講話「不登校の理解と支援」
  •  【研修の目標】
  •  学校全体で取り組む不登校の予防と支援について理解する。

  •  【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 不登校の予防で教師が心がけることや社会的能力の育成について再認識できました。
  • 不登校が減少した学校には、早期発見・早期対応がなされていること、校内体制があること、活発な話し合いが行われチーム支援が行われていることがわかりました。
  • 不登校の問題は学校と生徒との「折り合い」であるという視点は大切だと思いました。
  • 不登校の何が問題なのか理解できました。また、組織として対応することで改善できることや、その際に生徒指導主事がリーダーシップを発揮する重要性についても理解できました。


  • 2 事例研究「組織的な指導体制の在り方」(高等学校)
  •  【研修の目標】
  •  事例研究をとおして、危機管理における組織的な指導体制を図るための生徒指導主事の役割を理解する。

  •  【事例研究を実施しての主な意見・感想】
  • 生徒指導主事として、問題解決への取組を組織的に行うことで、いろいろな場面やケースを想定した指導ができると思いました。
  • グループ内で現実に即した対応を話し合えたことが良かったです。特にそれぞれの学校の考え方や対応の違いを知ることができました。


  • 3 研究協議「組織的な指導体制の在り方」(特別支援学校)
  •  【研修の目標】
  •  生徒指導上の課題について現状を分析し、情報交換を行い、組織的な指導体制の在り方を模索する。

  •  【研究協議を実施しての主な意見・感想】
  • 機能的な生徒指導を行う上で、校務分掌の組織づくりと役割分担を明確にすることが大切だと感じました。
  • 今は、教育相談や支援部が大きな役割を果たすべきであるということが理解できました。
  • 問題解決に向けて校内外と連携を図るためには、周囲の教員と理解、協力し合っていくことが大切であると感じました。


  • 4 講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
  •  【研修の目標】
  •  生徒が日常触れているネット上の情報を体験することにより、誘発されるトラブルやその予防策について考えられる。

  •  【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • ネットトラブルの危険性を理解することができました。また、それは身近に起こりうる問題でもあり、保護者会や職員会議でも話題を提供していきたいと思います。
  • 事故が発生してからの指導よりも、情報モラルを高めるなど、予防の大切さを実感しました。今日の資料を参考に、保護者と協力して予防への対策を立てていこうと思いました。


  • 5 講話「学校問題支援事業について」
  •  【研修の目標】
  •  スクールソーシャルワーカーの機能や役割、学校とスクールソーシャルワーカーとの連携の在り方について理解する。

  •  【研修の様子等】
  • 研修後に実施したアンケートによると、「スクールソーシャルワーカーの機能と役割について」及び「学校とスクールソーシャルワーカーとの連携の在り方について」ともに高い理解度を得られました。具体的な事例を取り上げて、それに関してスクールソーシャルワーカーがどのように対応したのかについて説明していただき、受講者も関心を持って講話を聴いている様子が見られました。



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