いじめに悩んでいるあなたへ
| どうして こんなことになってしまったんだろう。 毎日が こんなにつらいなんて、あんまりだ。 「あいつさえいなければ…」 「一生恨んでやる!」 ――――そんな気持ちになるのも 当然のこと。 |
いじめられると、自分で自分が嫌になる。 みじめで、やるせない、 もう、どこかへ消えてしまいたい、 明日から 世界が変わってくれたら…。 「とにかく、じっと耐えるしかないんだ」 「自分がもっと 強くならなきゃいけないんだ」… |
| あなたが どんなに 自分を責めたとしても、 だからといって、いじめられなければならない 理由なんて、 本当は 何一つないんだよね。 そんなふうに 自分を責める必要だって、 本当はまったくないんだよね。 今のあなたに できそうなことって何だろう。 あなたが、あなたを待つ 未来を生きるために、 今は 自分を守ることだけ 考えればいいんだ |
| 思い切って 自分の気持ちを 相手にぶつけてみる。 電話相談に 電話をかけてみる。 何か 糸口が見つかるかもしれないね。 いざとなったら 逃げる。 学校を 休んでみる。 意地でも 顔を合わせない守り方だって あるよね。 自分を守るためなら、どれも みんないい方法なんだ。 |
| でもね、あなたの身近には、 あなたのことを 心から大事に思っている人が きっといるはず。 その人に 思いきって 話してみるのはどうだろう。 あなたの家族や先生に話せたら 一番いいけれど、 あなたが信頼できる人ならば、だれだっていいんだよ。 その人に どうしてほしいのか、どんなことは して欲しくないのか、 あなたが 自分の言葉で言えたら、それはすごいことだね。 |
| 「いじめをなくしたい」 「いじめで苦しんでいる人を守ってあげたい」 そう願っている人は、この世の中に たくさんいるんだ。 その心のエネルギーを、今のあなたに届けたい。 |
いじめているかもしれないあなたへ
| いじめた後の気持ち、すっきりした? でも、それで本当にいいの? 自分で いじめと意識しているなら、今すぐやめよう。 いじめられて当然の人など、決していないのだから。 ストレスがたまっているからといって、 他人に当たって発散するのは 卑怯じゃないか。 自分がされていやなことは、絶対に他の人にしない。 いじめは 人権を無視した、卑劣な行為なんだ。 人間として 許されない行為なんだ。 今すぐにやめよう。 |
また、自分では まったくそんなつもりがなくても、 相手は いじめられていると感じていることもあるんだ。 そういう感じ方って、一人一人 ずいぶん違うものなんだ。 相手が笑っているからといって、心の中は分からないんだよ。 みんな 親やきょうだい、友だちなど、大切な人がいて、 それぞれ助け合いながら、一生懸命生きているんだ。 それを侵害する権利なんて、誰にもないんだ。 この世の中、自分一人で生きているんじゃないんだから。 いじめは絶対にやめよう! |
いじめを見ているかもしれないあなたへ
| あなたは、いじめを見ながら、見ない振りをしてしまったことがあった? もしかして、いじめって思えなかったのかな? ただ ふざけているだけのように見えたり、 本人に聞いても「いじめじゃない」って 答えたりすることもあるからね。 それとも、いじめと分かっていても 何もできなかったの? 下手に何かすると、今度は 自分がターゲットにされるかもしれないしね。 いじめられることって 本当に辛いんだよ。 でも、その辛さを なかなか他の人に言えないんだよ。そんな気持ち、分かっているんだよね。 それでもやっぱり「見て見ぬ振り」をしちゃうのかな? あなたは 本当にそれでいいの? そんな自分を 認められるの? |
| もっと 自分の気持ちを きちんと見つめてみようよ。 そして、まわりの人たちを よく見てみようよ。 きっと まわりにも 同じことを感じている仲間がいるはずだよ。 そういう仲間をさがして、話してみようよ。一緒に考えようよ。 そして、信頼できる先生に 相談しようよ。 恐くて 誰にも話せないのなら、電話で相談してみようよ。 勇気を出して、一歩踏み出そうよ。 自分の気持ちに 正直になろうよ。 その行動が、大切な一人の友だちを 助けることにつながるんだから。 |
