目
的 |
幼児期から児童期の今日的課題を踏まえた今後の幼稚園・保育所・幼保連携型認定こども園の経営の在り方について理解し、幼児教育と小学校教育の円滑な接続の一助とする。
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日
時 |
平成28年11月10日(木) 13:30~16:00
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対
象 |
幼稚園・保育所・幼保連携型認定こども園施設長・小学校長・特別支援学校長 等
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研
修
内
容 |
1 講話「学力向上を支える幼児教育と小学校教育の接続」
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講
師 |
上智大学総合人間学科教育学科教授 奈須 正裕 氏
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研
修
の
様
子 |
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挨拶 幼児教育センター長 森田 浩子
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講師 奈須 正裕 氏 |
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各園・学校より多くの管理職の方々の参加がありました。 |
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研修者からの質問にも、分かりやすくお答えいただきました。 |
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研
修
評
価
・
振
り
返
り
シ
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ト
か
ら |
0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
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そう思う
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そう思わない
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1
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2
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3
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4
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未回答 |
満足度・活用度
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幼 |
17(85.0%) |
3(15.0%) |
0(0%) |
0(0%) |
0(0%) |
保 |
17(63.0%) |
10(37.0%) |
0(0%) |
0(0%) |
0(0%) |
こ |
8(80.0%) |
1(10.0%) |
1(10.0%) |
0(0%) |
0(0%) |
小 |
6(100.0%) |
0(0%) |
0(0%) |
0(0%) |
0(0%) |
全体 |
48(76.2%) |
14(22.2%) |
1(1.6%) |
0(0%) |
0(0%) |
1 講話「学力向上を支える幼児教育と小学校教育の接続」
【研修目標】
学力向上を支える幼児教育と小学校教育の接続について理解を深め、園経営や学校経営に生かす。
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【研修者の声】
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幼稚園は「学力」を育てているという講師の先生の言葉を園スタッフにきちんと伝え、幼児教育に携わる彼等や幼児教育にこれから携わるであろう学生に、今後の学力の基盤になるのはコンピテンシーであることを伝えたい。
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子ども達には、大人の考える「正解」だけをもとめるのではなく「答え」のない問題に協働で立ち向かい、「正解」ではなく、その都度「最適解」を求め続ける力を身につけられるような関わりや保育をしていきたい。
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今後の学習指導要領の改訂についてなど教育の方向性についても知ることができ、よかった。
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幼児教育は一般の方には分かりにくい内容も多いので、記録をとり、何が育っているか?など、保育、子どもの発達、保育者の意図を伝えていきたい。
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保護者の人気は、よみ・かき・そろばん。しかし、今日のお話を聞いて、我が園でやっていることはまちがいがないという確信がもてた。
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本園全体でコンピテンシーベイスが「遊び」によって育っていくことへの理解を図り保育することで、幼小連携においても、互いに理解が生まれ、一歩進んだ連携が得られるのではと感じた。
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幼小連携において、今まで受け身になり、年長と小1の段差について「仕方がない」と思っていた。しかし、子どもの人生のために、積極的に小学校との情報交換を行いたいと感じた。園としても、小学校を理解していきたい。
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0歳から保育させていただく中で“子どもの自ら育つ力”を常に感じる。保育の中で子どもの、考えること思いやること、やり抜こうとすること、意欲を一層意識していきたい。
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幼児期の本当の意味での学力を知ることができ、園にかえって“徹底的に遊び込めているか”“その環境を整えている”か見直したい。
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小学校に行くまでの準備(特に年長児)で、椅子に座って話を聞く、平仮名を書けるようにするなど知識や態度だけを重視している部分があった。今日の話を聞いて、もっと子ども一人ひとりの考えが発揮できるような活動や環境を作り、自由に遊べる時間を増やしてあげたいと思った。
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今、園では保護者の方に幼稚園で非認知能力を育てることが大切と強調して説明している。今回の講演内容を持って、なぜ非認知能力が重要なのか、自信を持って、また理論的に説明することができる。
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小学校ではB問題を解けることが、これからの学力に対応する力だと思っている教員が少なくない。そうではなく、本当に考えなくてはならないことは、自分たちの問題を自分たちで考え、よりよいものを協同して創り出すことを保障する授業づくりだということがよく分かった。
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