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研修

  • 平成30年度 中堅幼稚園教諭等資質向上研修 第2日


在職期間が11年を迎える教員が個々の能力、適性等に応じて研修を行い、中堅教員としての指導力の向上を図る。

平成30年7月13日(金) 9:30~16:00

在職期間が11年を迎える幼稚園教諭、幼保連携型認定こども園保育教諭



1 講話・協議「子どもの学びをつなげる」※教職20年目研修(小・中)と合同
2 演習「幼小接続の視点からの教育課程の工夫・改善」
3 講話・演習「幼児期における主体的・対話的で深い学びとは」

総合教育センター職員




講話「子どもの学びをつなげる」
校種混合のグループ協議
「学びをつなぐ」という視点で、改めて園の教育課程を見直す
「幼児期における主体的・対話的で深い学び」を視点に園の教育課程を見直す














0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 13(86.7%) 2(13.3%) 0(0%) 0(0%) 0(0%)
13(86.7%) 2(13.3%) 0(0%) 0(0%) 0(0%)
全体 26(86.7%) 4(13.3%) 0(0%) 0(0%) 0(0%)

1 講話・協議「子どもの学びをつなげる」
【研修目標】
 小学校以降の学習の基盤としての幼児教育の視点から、幼児期からその後の教育の在り方について考える。

【研修者の声】
  • 今、自分が関わっている子どもたちが、今後、どのように成長していくのか見通しをもつことができた。
  • 就学の際、園としては、子どもに一つでもできることを増やして送り出したいという思いがあり、子どもや保護者にプレッシャーを与えていることに気付くことができた。
  • 小学校で子どもたちが生き生きと学校生活が送れるように、園では子どもの発達に応じた保育の充実を目指そうと思う。
  • 中学校でも授業で鬼ごっこを取り入れているという話を聞いて、幼児期は、遊びの中で体の動きを身に付けたり、友達と協同して遊んだりすることが大切で、他校種の先生たちには、子どもの遊びに「ねらい」があることを理解してもらえたのではないかと思う。
  • 「協同性」を視点に話し合ったが、小・中学生の目指す姿は、今、自分が取り組んでいる保育や子どもの姿とつながっていた。今までは無意識だったが、今後は「学びのつながり」という点で意識を高めていきたい。


2 演習「幼小接続の視点からの教育課程の工夫・改善」
【研修目標】
 スタートカリキュラムについて知り、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を中心に、自園の教育課程を見直す。

【研修者の声】
  • 小学校との接続を念頭に置いて教育課程を見直したことにより、幼児期以降の子どもの姿を思い描きながら、自園の保育について考えることができた。
  • 自園の教育課程を「今の子どもにあっているのか」という視点で、園全体で見直し、よりよい保育につなげたい。
  • 教育課程に「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」がどれくらい取り込まれているのかを確認することができた。日頃から、教育課程を意識して保育をしていきたい。
  • 幼小接続の視点で、改めて教育課程を見直してみると、自園の教育課程には思った以上に幼小接続を大切にした視点が盛り込まれていた。他の視点についても確認し、園で共有していきたい。


3 講話・演習「幼児期における主体的・対話的で深い学びとは」
【研修目標】
 幼児期から小学校以降の学習へのつながりを踏まえ、「主体的・対話的で深い学び」の視点で。自園の教育活動を見直す。

【研修者の声】
  • 改めて教育課程を見直してみたら、与える活動が盛りだくさんであることが分かったので、もう一度、指導計画を見直してみようと思った。
  • 「主体的・対話的で深い学び」が「活動あって学びなし」にならないように遊びを通した「学び」に目を向けようと思う。
  • 「主体的・対話的で深い学び」については、園でも力を入れているが、もう一度、本当に子どもの思いで活動を展開してきたのかを確認しようと思う。
  • 「主体的・対話的で深い学び」は年少からの積み重ねがあってこそ、年長で発揮できると思うので、保育の見直しと教職員同士の共有が大切である。