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研修

  • 令和元(2019)年度 幼児期の特別支援教育研修第2日


障害のある幼児などの保育の在り方について理解を深め、指導力の向上を図る。

令和元年11月22日(月) 9:30~16:00

幼稚園、幼保連携型認定こども園、保育所、小学校、義務教育学校、特別支援学校 教職員



1 実践報告・協議「視点のチェンジ~事例から学ぶ~」
2 演習「視点のチェンジとその課題」
3 講話「2日間の研修を振り返って~子どもとつながる、子どもをつなぐ、特別支援教育~」

宇都宮大学大学院教育学研究科 准教授 司城紀代美 氏
幼児教育センター職員




実践報告・協議「視点のチェンジ~事例から学ぶ~」
演習「視点のチェンジとその課題」 ~ワールドカフェスタイルで~
「その『壁』を乗り越えるためには?」
~私たちの誓い!~ 講話「2日間の研修を振り返って~子どもと
つながる、子どもをつなぐ、特別支援教育~」














0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 10 100.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0
17 89.5% 2 10.5% 0 0.0% 0 0.0% 2
17 81.0% 4 19.0% 0 0.0% 0 0.0% 0
4 80.0% 1 20.0% 0 0.0% 0 0.0% 0
全体 48 87.3% 7 12.7% 0 0.0% 0 0.0% 2

1 実践報告・協議「視点のチェンジ~事例から学ぶ~」
【研修目標】
 実践報告・協議を通して、自分及び自園・校の教育・保育を振り返り、新しい気付きを生かし、今後の実践に見通しを持つ。

【研修者の声】
  • 悩みや不安があったが、色々な先生方の意見や共感を得ることができ、心がすっきりした。立ち止まってしまったら、今日の研修を思い出し、視点をチェンジし、子どもに関わっていこうと思う。
  • 自分が子どもを援助しなければ、できることを増やさなければ、と思っていたが、クラスの友達との関わりが成長に大きく関わっていることに気がついた。
  • 保育者の「こうしたい」は、子どもたちに必要なものではなく、子どもたち自身の「こうしたい」を受け止めることで見えてくるプラスの効果をクラス全体に広げられるよう努力したい。
  • 前回の研修から、視点のチェンジということで自分の中で意識して保育してきた。いつも通りの生活の中で、自分の意識を変えてチェンジを見付けられることもあれば、少し勇気を出していつもと違う援助をして新しい発見が見付けられることもあった。新鮮な気持ちで保育をすることができた。
  • 「どんな気持ちなのかな?」「この後どのような行動をするのかな?」と視点のチェンジが少しずつできるように自分に変化が生まれてきた。
  • 実践報告を書くことで、自分の子どもに対する関わり方について振り返ることができ、それを他者に話すことでより視野が広がった。


2 演習「視点のチェンジとその課題」
【研修目標】
 これまでの研修で、気付いたこと、学んだことを継続的に実践するために必要なことについて確認する。

【研修者の声】
  • 保育者の思いや葛藤、園の環境、人手不足などたくさんの課題を話し合って、壁を乗り越えるために必要な知識はもちろんパワーをもらった。
  • 視点のチェンジで壁になっていることを書き出すことで、改めて改善点を考えさせられ今後の保育に役立てるヒントも浮かんできた。今回の研修で改めて診断名の有無にとらわれず、一人一人を見つめ見守る大切さや、友達とのつながりの大切さを感じた。
  • 周りを変えることは大変だが、自分の気持ちを発信していくことが大切だと思った。自分の発信したことから、解決の糸口がつかめることもあると思った。
  • 多くの先生と語り合うことで見えてくるものがあり、明日からの保育が元気にできそうだ。ワールドカフェがとても良かったので、自園の研修でもやってみたい。


3 講話「2日間の研修を振り返って~子どもとつながる、子どもをつなぐ、特別支援教育~」
【研修目標】
 今までの研修内容を振り返り、幼児期における特別支援教育に求められるものを再確認する。

【研修者の声】
  • 子どもを想う気持ちを持って、まず変えていけるところから変えようとしていくことの大切さを感じた。
  • 診断名にとらわれず、色々なものが絡み合っているものをとりあえず手をつけられるところから始めてみようと思った。いい意味で開き直れたら、毎日の生活を楽しんでいけるのかなと思った。
  • 今の関わりがすぐに目には見えなくても数年後か数十年後につながっているかもしれないという話を聞き、自信を持って保育をしていこうと思う。
  • 司城先生の講話を聞き、卒園した子どもたちのことを思い出した。幼児期の経験が、今生かされていると本人から聞きとてもうれしい気持ちになったことがある。これからも子どもたちの未来、土台を作っていきたい。
  • 「諦める」ことは悪いことではなく、そこから「じゃあどうする?」と考えていけるようになろうと思った。



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