蛇姫様
蛇姫様(へびひめさま)〔那須烏山市(なすからすやまし)〕

烏山藩の家老が焼き物を内緒で売ってお金儲けをしていることに、お殿様が気づきました。
しかし、病気になってしまい、悪事を止められなくなってしまいました。
これを知って、お嫁にいっていたお姫様が戻ってきました。
しかし、姫が邪魔な家老は、毒入りの食事を食べさせて、暗殺しようとしました。
姫は、仕えていたおすがに何度も助けました。
しかし、ある日、家老の命令でおすがは殺されてしまいました。
それからというもの、姫の回りには危ないときいつも黒い蛇が現れ、助けてくれました。
これは、おすがが姫を心配して蛇に姿を変えたのです。
それから、この姫は蛇姫様といわれるようになったというお話です。