尾崎紅葉(1867~1903年)は、明治(めいじ)32年の日記をもとに、『塩原紀行(しおばらきこう)』を書いています。 明治33年には、小説『金色夜叉(こんじきやしゃ)』(新潮文庫)で、主人公、間貫一(はざまかんいち)が塩原の「清琴楼(せいきんろう)」に泊まる様子を描きました。 現在、塩原にある清琴楼という旅館はこれにちなんで名づけられたものです。
清琴楼
紅葉の間